伽瑠磨の屋敷

比嘉中主将にハァハァしたりしなかったりするブログです。

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ブレイブストーリー

もう今日で上映終了の所も多いんですが、なんとかギリギリで見ることができました汗
どうしても原作を読み終わってから見たかったので、一日文庫本一冊ペースで読みましたよ。
では、映画&原作の感想☆
(一応ネタバレなしを目指してます)

すっごく面白かったです!
そして感動しました。
小説を読んでも泣き、映画を見ても泣きました…。
というか、映画館が親子連ればっかりでいい年して泣くのが恥ずかしかったので、もう涙をこらえるのに必死でした。

映画はアニメ化するにあたって、やや原作よりも子供向けな印象は受けましたが、大人でも充分楽しめると思います。
あと、今更ですが主題歌のアクアタイムズの曲がぴったりです。
アレはかなりの名曲ですよ♪

キャラのイメージも、だいたい原作のイメージ通りでした。
ワタルの顔は映画公開と同時にCMでよく見て知ってましたが、キ・キーマは見事にイメージ通りでしたね。
ミーナは猫によく似た獣人族の女の子なんですが、私は.hack//Rootsのタビーとか、リバースのアガーテ女王みたいな、もっと萌えっぽいネコ耳娘を想像してたわ^^;
でも、映画のミーナもすごく可愛かったです♪ さすが斉藤千和さん!

イメージと全く違ったのは、ファイアドラゴンのジョゾです…。
小さっ。
原作では背中にワタル達を乗せて空を飛んでいたというのに、マスコット的なキャラになっていてビックリでした…。
あともう一人はゾフィ様。
映画と原作で設定が違うので幼くなっているのは仕方ないとしても…うーん、アレについては映画館で実物を見てもらうのが一番かと(苦笑

そして、心配していたキャストについてですが…うーん、やはりイマイチでしたね(汗
主役のワタル役の松たか子は、普段の松たか子の声とは全然違っていて、なかなか熱演していたとは思うんですが、難点を言えばやや声が高すぎたかも。なんか女の子っぽいんだよね。
小学五年生なんだから、もう少し少年っぽい声の方が合ってたんじゃないかと思います。
まあ、松たか子はアリですよ。問題は、ミツル役のウエンツです…。

もう、声が合ってるとか合ってないとか言う以前の問題。
演技下手すぎ。
もう、クールで見下し屋で大人びた性格のミツルの雰囲気ぶち壊し。個人的にウエンツは好きですが、あまり演技の道に進まない方がいいと思います…。
まあ、でも見てるうちに慣れてきましたけどね^^;

あとは、カッツ役の常盤貴子が、もろ普段の常盤貴子の声で、常盤貴子の顔しか浮かばなかった…。
カッツは個人的に好きなキャラなので、これは萎えました。あと、カッツの性格を考えると、常盤貴子の声は少し女性的すぎ。もっと男勝りな感じの声の方が合っていたと思う。
声優さんで言うと、朴路美さんの声がピッタリだと思うのですが…。

っていうか、芸能人を声優に起用するのほんとやめてほしい…。ミーナ役に斉藤千和さんとか、ゾフィ役に矢島晶子さんとか、謎の女の子の声に川澄綾子さんとか、要所要所で有名な声優さんも使われてるのにね。
今気付いたけど、要するに少女の声は声優さんに頼っていた、という事か…?

で、原作と映画と両方見たわけですが、断然両方見る事をオススメします。
ストーリーはかなり違います。小説はワタル篇で映画はミツル篇、と言っても過言ではないかもしれません。
まあ、もちろん映画での主人公もワタルなんですが、それほど映画ではミツルに焦点が当たっています。
特に、映画のラストの展開は原作を読んでいる人にとっては大きなサプライズですから…! もうアレを見て、涙がぶわっと出てきました。

…では、ここからは原作&映画ともにネタバレ有りの感想を書こうと思います…。
映画を見てこれから原作を読もうと思っている方、原作は読んだけどまだ映画を見ていない方は、楽しみが激減しますので読まれない方が良いかと…。
読みたい方のみ、↓をクリックしてくださいね〜。
映画化するにあたって、やはりたくさんのシーンがはしょられています。
はしょられている事自体については、あの内容を2時間にまとめるとなれば仕方ないでしょうし、映画だけ見ても充分話についていけるので、問題はないんですが。

ただ、原作では残酷な描写やむごいシーンもたくさんあったし、アンカ族とその他の種族の種族間差別の問題とか、北と南の大陸の情勢についてなど、「幻界」の世界にも辛い出来事はたくさんありました。あと、ハルネラのヒト柱の問題も。
映画ではそういう部分は見事にカットされていて、そこが子供向けになったな、という印象を受けた理由でもあります。

宮部みゆきファンの私としては、アニメで子供向けだとしてもそういう部分をきっちり描いてほしかったんですが、一緒に見に行った友達いわく
「それだとゲド戦記みたいになるのでは」との事。
ゲド戦記は見てないので私はよくわからんのですが(汗

あとは、小説では「運命を変えるのではなくて、変わらなくてはいけないのは自分」という事にワタルが気付く過程を丁寧に書いているのですが、映画ではそれほど伝わってきませんでした。

私が宮部作品を好きな理由は、たとえお話は作り物であっても、物語の中に流れるテーマは私達に繋がるものである、というこの点ですね。
これでワタルが幻界で願いを叶えて運命を変える、という結末だったらこれほど共感できなかったでしょう。

どんなに辛い運命でも、ただそれを嘆くのではなく、運命を受け入れて自分が変わっていくこと。自分が変われば世界も変わる、ということ。
ブレイブストーリーは、そんな大事な事を教えてくれるお話でした。

小説と映画どちらが面白かったかと言うと、やはり小説だと思うんですが、でも映画にも見所はたくさんありました。
ミツルの描き方に関しては、映画の方に軍配を上げます。

小説版でのミツルは、自分の願いに固執するあまりどんどん暴走してゆき、幻界のヒト達の命を奪う事を何とも思ってませんでしたからね。
映画でのミツルが可愛く見えるほどのDQNぶりでしたから…。
映画では、ミツルがそこまでして運命を変えたいのは何故なのか、という点に焦点を当てていたのがとても良かったです。
幼い妹を助けようとしていたミツルの「本心」が見えて、ミツルがすごく人間らしく感じられた、というか。
ミツルが死ぬ直前に、妹が生きていた頃の回想シーンが入って、そこで涙をこらえるのに必死でした。(家だったら大泣きしてた…)

あと、映画と小説で大きく異なっていた点と言えば、カッツの生存についてでしょう。
正直、小説で一番泣いたのはミツルの死よりもカッツの死のシーンでした。
小説版でのカッツは、ミーナに次ぐ第二のヒロインと言っても差し支えないポジションだったと思います。まあ、更に小説では裏のヒロインとも言える香織が登場するわけですが。(苦笑

映画の中で物見台の上でワタルと語り合ったのはミーナでしたが、小説ではここはカッツと語り合うシーンでしたし。カッツファンの私としては少し残念でもあったのですが(苦笑)、2時間の映画の中ではそんなに何人も書ききれないので、映画は映画でよかったと思いますけどね。
映画でもカッツはちゃっかり聞き耳立てていたみたいですが(爆

最後のシーンは、小説版の方ではミツルはヒト柱に選ばれるのでありえない展開なんですが、あのシーンはとても嬉しかったですね。
幻界で死んだヒトは光となって生まれ変わる…という原作での設定が生きてますし。
原作では救われる事のなかったミツルの、もう一つの結末。
なんか、感想書いてるうちにまた涙ぐんできました(苦笑



…随分記事が長くなってしまいましたが、ホントおすすめですよ、ブレイブストーリー。
小説と映画を両方見れば、大げさでなく10倍は楽しめると思いますので!
映画は公開終了が近いようなので、お早めに…。
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